社員の意識向上の為のISO取得
ISO9001を取得した1番の目的は社員一人一人の品質に対する意識向上が目的でした。
今まで、ごくあたりまえのように行ってきた作業を一つ一つ言葉に文章にするということは容易な事ではありませんでした。
最初はとまどいましたが、ISOについて勉強をするうちに社員の意識も変化してきました。
品質マネジメントシステムを構築し、文書化し、活動し、見直しかつそのシステムの有効化を継続的に改善しています。
現在は毎月第一月曜日に品質会議を行っています。
品質方針
- 1 当社は、お客様のご注文通りに仕事を行い、お引渡しをします。
- 2 当社は、法令を順守して仕事をします。
- 3 当社は、品質マネジメントシステムに従い、品質を管理します。
- 4 当社は、品質マネジメントシステムの有効化を継続的に改善します。
- 5 当社は、品質目標を設定し、目標達成へ向けて全員が努力し達成度を評価します。
- 6 当社は、社員の力量を向上させる為の教育訓練を継続して実施します。
品質目標
品質目標1
不良品を出さない。(製作ミスを発生させない)
【実施準備】
1-1 図面を確認し、図面通りに仕上げる。
1-2 図面の変更の確認。
【実行管理】
1-1 図面上の疑問点、不明点、再確認時確認事項があった際には、図面作成者(代表取締役)へ必ず確認する 。
品質目標2
個別作業終了時の製品の確認の徹底(不良半製品の次工程への引き渡しを発生させない)
【実施準備】
2-1 「工程管理表」に基づく個別作業の内容及び合否判定基準を再確認する。
【実行管理】
2-1 「作業心得」の個別作業場への掲示により、作業者の意識付けを行う。
2-2 個別作業実施の作業日報への記録。
品質目標3
工程内納期の厳守(お客様と調整した納期に対して納期遅れを発生させない)
【実施準備】
3-1 日程計画表の作成。
【実行管理】
3-1 代表取締役及び工場長が「日程計画表」による確認を行う。
以上の目標に対して判定する。
2015年7月
有限会社小高製作所
代表取締役 小高 昇